四つ子素数日

この記事は、特に現在大学4年生前後であろう1996年生まれの方に、ぜひ読んでもらいたいと思って書いています。

 

四つ子素数日とは

「四つ子素数日」は、日付を表す数字が四つ子素数*1になっている日のことです。

月・日だけ、あるいは年・月・日など、様々な表し方が考えられますが、ここでは、「西暦・月・日」の8桁表記であることを条件としてお話します。

たとえば、本日2018年5月11日は、20180511と表すことができます。

この8桁の数字が四つ子素数になるとき、その日を「四つ子素数日」と呼ぶこととします。

 

あなたの友達の中にも四つ子素数日生まれが!?

冒頭でなぜ1996年生まれの方に読んでもらいたいと書いたって?

 

そう、「1996051X」が四つ子素数だからです!

つまり、

{}19960511

{}19960513

{}19960517

{}19960519

が全て素数ということです!

f:id:prm9973:20180510231038p:plain

画像 素数判定アプリの一例

 

 

四つ子素数日はどれくらいレア?

素数日」自体は月に1、2回の頻度でありますが、「四つ子素数日」になるとどうでしょうか。

[Data] 2015年 3月号 素数を探せ!(その1)

こちらのサイトから素数のデータベースをダウンロードできるのですが、四つ子素数のなかで下4桁が日付になっているものを探したところ、1996年5月の次の四つ子素数日は、2034年4月1、3、7、9日でした。さらに次となると、2105年9月21、23、27、29日なので、めったにないことがわかります。

過去をさかのぼってみると、1953年1月1、3、7、9日1916年6月21、23、27、29日と続き、19世紀は四つ子素数日がなく、その前は1755年5月21、23、27、29日まで遡ります。

 

日付指定なしでもこれだけ少ないので、日付を限定したら大変なことになります。

 

もし1996年5月11日生まれの人が、次に5月11日が四つ子素数日になる瞬間に立ち会いたいとなると、4012年5月11日まで待たなければなりません。2016歳まで生きる必要がありますね。

 

もっとも、生まれる時代によっては数十年のうちに同じ四つ子素数日が2回くることもあります。

 

 

四つ子素数日生まれが身近にいるかもしれない!

1996年や1953年生まれの方は特に、自分が四つ子素数日生まれだったり、身近な友達等に四つ子素数日生まれがいるかもしれません。

 

もしいたら、レアな誕生日を盛大に祝うのも良いのではないかと思います!

 

以上、四つ子素数日に関するちょっとした話でした!

*1:4個の素数の組で、(p, p+2, p+6, p+8)のタイプのもの。